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【あんガルSS】あいつが休んだ日#3

キーンコーンカーンコーン……。


あいつに連絡がとれないままお昼休みなった。


普段はあいつの周りに集まって昼食をとっている組が、なぜかつゆりちゃんの周りに集まっている。
おかげでつゆりちゃんとゆっくり食事ができないじゃないか……。

つゆりちゃんは、みんなでご飯食べれて楽しいねー。なんて言うもんだから……あぁ、学校唯一の楽しみが奪われていく……。


くそっ、これもあいつのせいだ。


いつもはつゆりちゃんの机に私のお弁当を広げているのだが、6人もお弁当を広げるとなると流石に狭すぎる。

仕方なしに両隣の人の机を借り、くっつけることにした。


お弁当を広げると、さっそく三波さんが口を開いた。


「まだ誰も連絡きて……ないよね?」


その言葉の裏に、まさか私を差し置いて他の女に連絡を取っているわけないよね? と聞こえるのは気のせいなんだろう。


……あれ、前回も同じこと思ったっけ。


もちろん他の人にも連絡が来ているわけもなく、皆首を横に振る。


「あ、そうそう」

思い出したかの用に堀田さんが話す。

「不審者かもしれないって件だけど、それはなさそうだって教師が言っていたわ」

「う~ん…ますますつゆりちゃんが見た者の謎が深まるね」

「まさかとは思うんですけど、つゆりちゃんが見た者ってひょっとしたらお化けなんじゃ……」


「「ええぇ~!!」」


「ちょっと冗談はやめてよ~!」


三波さんの声が若干上ずっている。

「春風…あんたまた突拍子もないことを言って」

「いやいや~。冗談なんかじゃないですよー。聞いたことないですか? 七つ怪談の話」

「七つ怪談って、学校七不思議みたいなやつ?」


七不思議か。中学生の時流行ってたっけな。

「そうなんですよ! つゆりちゃんの話と、七つ怪談の内容が似ているって思ってたんですよー!」

「う~ん…私は聞いたことないなぁ。ゆりちゃんはある?」

「私も…ない…」

知らないし、興味もない。


「ねえ、その話ってどんな内容なの?」


「えーと、確かですねぇ……保健室の……」

「ほ、保健室の……?」

「保健室で一番端のベッドありますよね。そこで起きることなんですけど」


春風さんが怪談話をする低いトーンで話し始める。

「なんと……シーツが真っ赤になっているんですよ!」

「う、うん……」

「…そう、真っ赤になっているんです!!」

「シーツはわかったわよ。それで?」


「……え。い、いや、終わりですけど……」


「「ええーー!!!」」


まさかの終了である。


「ちょっと、シーツが真っ赤以外なにもわかってないじゃない!」

「ななちゃん…絶対途中端折ったよね」

「その話と私の見たことと、なにか関係あったかなぁ」

つゆりちゃんも思わず苦笑する。


「ひーん! ごめんなさいー!! 実はよく覚えてないんですよぉ」

「それじゃダメじゃない…」

「で、でも絶対つゆりちゃんと関係あるんですよ!!」

「そう言ってもねぇ……」


うーん……どうしたもんかと皆頭を抱える。

そんな中、ずっと黙ってた星海さんがぼそっとつぶやいた。


「な、なぁ、もしかしたらやけど。オカ研の人なら知ってるんやない?」


「「それだ!!」」


……先から思ってたけど、この人たちってこんなにリアクション高かったっけ?


「確かに……本当に七つ怪談があるなら知ってるはずだよね!」

「そもそもの話が怪しいけど、聞いてみる価値はありそうね」

「なら、放課後聞きに行きましょー!」


「「おぉー!!」」


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【あんガルSS】あいつが休んだ日#2

授業中、教師の目を盗んで携帯をいじる。

もちろん遊ぶためではない、あいつにメールを送っているのだ。

周りを見ると、私以外にも携帯をいじっている人がちらほら見える。

つゆりちゃん、三波さん、春風さん……先から顔が真っ青の星海さん。
あと、ここからでは分かりにくいが、堀田さんもそうかな。

みんなあいつにメール出しているんだと思う。


……なんかムカつく。


メールを送ってから数分経ったが、返信が来ない。

ほかの人はどうだろう?

「カチカチカチカチ……」
「トントン……ガッ」
「すぅ……すぅ……」
「ガクガクブルブル」


……無さそうだ。


結局、返信が無いまま1限が終わった。


休み時間。みんながつゆりちゃんの周りに集まる。


「誰か連絡取れた人いる?」


三波さんがイの一番に口を開いた。


その言葉には、『わたしの所に連絡がないのに、まさか他の女の子に連絡しているわけないよね?』と聞こえてしまうのはきっと気のせいだと思う。

知ってか知らずかみんな首を横に振る。

ここで三波さんが安堵した表情をしたのもきっと気のせいだ。

「けど、本当に大丈夫かなぁ……もしかしたら事件に巻き込まれてるとか!?」

「話が跳躍しすぎよ春風。担任も言っていたけどただの風邪なんじゃないの? 今は寝ているだけとか」

「現実的に考えたらそうなるよね。つゆりちゃんには悪いけど、やっぱり見間違いか夢を見たとしか思えないよ」

「う~ん……やっぱり違ったのかなぁ。確かに転校生君…少なくとも男性だったんだけど」

「それは別方面でアウトじゃない? ただの不審者よ、それ」

「……念のため教師に報告しておくわ。本当に不審者だったら大変だし」

職員室行ってくるわと一言残し、堀田さんは離席した。


「……まぁ、何はともあれ。ここまで連絡したんだから、そのうち気付くよね」

つゆりちゃんがまとめに入る。

「これ以上やっても迷惑かもしれないし、誰かに連絡がくるまで待っていよ……ね?」

「だからそれまで連絡とるのは禁止! みんなまじめに授業受けよう!」

はーい。

みんな渋々返事する。


……そういえば今気づいたが、星海さんだけ会話に参加していない。

まぁ別にいつも通りっちゃそうなんだが。会話の外にいても、一人でぽつんとしているのは逆に珍しい。

だからなんとなく気になって、私から声をかけに行った。

「星海さん……転校生のこと…考えているの?」

「ほへ!? ちゃ、ちゃうで! あっいや違くないけどちゃうで!?」

「……?」

「あぁ、その『なに言ってんだこいつ。頭おかしいのか』みたいな目で見んといて~!」

「……??」

「ひぃ! 眉間のしわがどんどん増えていく~」

「……まぁ、なんでもいいけど。つゆりちゃんに迷惑かけなければ」

「うぅ~…堪忍やで~」


どうやら、私の勘違いだったようで、いつも通りの星海さんだった。


堀田さんが戻ってきたと同時に予鈴が鳴る。
まだあいつのことが気がかりだが、つゆりちゃんに言われたからには仕方ない。

携帯はカバンの中にしまって、真面目に授業を受けよう。

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【あんガル】リニューアルは夏に延期だって!?

どうも

私です。

最近更新を怠けていますが生きています。


ですが、流石にこれは記事にしないと思い、久しぶりに筆をとっています。


さて、本題のことですが……


なんというかまぁ……






知ってた!!!





4月になっても情報が全然出てこないから予想はついてましたよ(震声)


納期は大切ですが、ここまできたら中途半端にリリースされるよりも、ちゃんと作り込んでからリリースしてほしいですからね。


リニューアル延期のお詫び? としてホリデーPがきましたし、ここは手打ちとしましょうや。


……と、言ってもモチベがダダ下がりなのは変わりないのです。\なのです!/



ハピエレ社員の方は無理せず頑張ってください(暗黒微笑)


私もGW中に更新するつもりです(更新するとは言っていない)




最後に


あんガルを攻略する方法についての記事があるらしいですが、私から言わせれば







パフェを食え






です。←

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【あんガルSS】あいつが休んだ日#1

今日、珍しくあいつが学校を休んだ。

頑丈さだけが取り柄の男が休むなんて……雪でも降るんじゃないだろうか。

クラスはあいつが休んだ話題で持ちきりだ。
HR時の担任の話ではただの風邪らしいが、(自称)幼馴染の三波さん曰く。

「前日の彼はぴんぴんしていた。風邪っていうのは絶対ウソ!」

……らしい。(何を根拠に言っているんだか)

仮に風邪じゃないとしたら、何を理由に休んだのだろうか?
あいつがズル休みするとは思えないし……

私が思考を巡らせていたところに、ひとりの大きな声が教室を引き裂いた。

「逢引ですよ!!!」

こんな大きな声を出せるクラスメイトはひとりしかいない。
春風さんだ。

「あっ、逢引ってどういうこと?」

三波さんが恐る恐る訊く。

「転校生くんが、ズル休みして逢引してるんですよ!」

「春風……あんた逢引の意味ちゃんと知ってる?」

委員長の堀田さんが鋭く突っ込む。

「知ってますよ~? 駆け落ちとかデートの言葉ですよね」

「だいたいあいつには相手が……腐るほどいるわね」

「ははは、まっさかそんな~」

三波さん、声が上ずってるよ。

「ガクガクブルブル」

星海さんにいたっては無言で震えているし。

「はぁ……バカバカしい」

みんなあいつに踊らされてる。

私はそうそうに興味をなくし、1限の用意をする。

しかし、その時。教室の入り口から思いもよらぬ声が上がった。

「その話、あながち間違いじゃないかもよ」

「!? 何奴!?」

クラスメイトの視線が一点に集まる。

その姿は……

「「つっ、つゆりちゃん!?」」

「つゆりちゃん! 保健室に行ったはずじゃ?!」

「残念だったね。トリックだよ」

「何が始まるんです?」

「第三次大戦だ!」

うちのクラス……ノリがいいなぁ。

「それはそうと、つゆりちゃん。さっきのはどういうこと?」

三波さんが流れを切る。

「うん……それなんだけどね」

すると、つゆりちゃんが少し神妙な顔つきで話し始めた。

「あれは、私が保健室で休んでる時だった」


ここから回想


「はふぅ……登校するだけで息が切れるなんて、情けないなぁ」

「HR前だから誰もいないね……まぁ座っていれば良くなると思うけど」

「そう言えば、転校生くん見かけなかったなぁ。だいたい同じ時間なんだけど」

………。

「……ん? グランドに誰かいる」

「あれは……転校生くん?(超視力)」

「なんでグランドに……って言うかジャージ姿?」

「ん〜……なにしているんだろう」

………。

「あっ、誰か駆け寄って来た」

「んん〜? 女の子っぼいけど、その子も私服だなぁ」

………。

「そろそろHRなのに、どこ行くのかな……」

じー……。

………。

「!? き、消えた?!」

「えっ! そんな! 先までグランドの真ん中にいたのに?」

「一体なにが……」

キーンコーンカーンコーン……。

「あっ、チャイムが……」

「転校生くんも気になるけど、教室に戻らないと……」


回想終了。


「って、ことがあったの」

………。

「えっ、あっ、うん」

クラスメイトは呆気に取られてる。

「つゆりちゃん……あなた疲れてるのよ。もう一度保健室に行こう」

「私は正気だよ!?」

「夢でも見てたんじゃない?」

堀田さんが鋭く突っ込む。

「意識もはっきりしてたし、それはないと思うけど」

「一時的に意識を失ったとか」

「それは……ないと信じたいなぁ」

「「う〜ん……」」

………。

「ふぁ〜……どうでもいいですけど、本人に聞けば分かるんじゃないですかぁ?」

先まで寝ていた長居さんが、目を擦りながら言う。

「でも、聞くってどうやって?」

「そんなの、電話でもメールでもすればいいじゃないですかぁ」

何を言ってるんですかぁ? と言いたそうな顔をしてる。

「わたし、かけてみるね」

三波さんが携帯を取り出して、転校生にコールする。

「……だめ、出ない」

「ふぁ〜あ。そうですか〜」

長居さんは興味を無くしたようで、再び眠りに入った。

「どうしよう……やっぱり追いかけたほうがよかったのかな?」

つゆりちゃんが少し涙声になっている。

「大丈夫……つゆりちゃんのせいじゃない」

全く……あのバカはどこにいったんだか。

あいつが死のうがいなくなろうが知ったことじゃないが、つゆりちゃんを心配させるのは許せない。

……はぁ、仕方ない。つゆりちゃんのために探してやるか。

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【あんガルSS】特別な夏休み〜六日目#2〜

前略

しずくと遊んでいたら遅くなりました。

草々



「……で、気づいたらこの時間だったと」

「……はい」

「シズと遊ぶのに夢中だったから、電話にも気づかなかったと」

「……すみません」

「それで、夕飯もシズと食べてきたと」

「……おっしゃる通りです」

「………」

あぁ。やってしまった。

連絡を入れるのを忘れてしまった。

すず姉は俺から連絡が無いから、俺の分まで夕飯を用意してた。

しかも今日のメニューは豚の生姜焼き……くっ、なんて美味しそうなんだ!

「別にボクは怒ってる訳じゃないんだ。ただ連絡がなかったのが心配だっただけで……」

くどくどくどくど……。

「まぁ、ボクだからいいけど。他の人にはやっちゃダメだぞ?」

「以後気をつけます……」

すず姉のお説教(本人曰く違うらしい)は30分ほど続いた。

………

……



はぁ……どうしたものか……。

夕飯をきちんと食べた後、自室で悩んでいた。

こうならないように気をつけていたのに、よりによって今日やらかすとはなぁ……。

はぁ……再三ため息が出る。

この後、すず姉にどうやって話を切り出したらいいものか。

机に置いてあるチケットを見つめる。

明日は2人で出掛けようサプライズ作戦を(姉が勝手に)立てたのだが、明日云々じゃなくて今日がヤバイ。

姉ちゃん曰く、すず姉は明日の予定がないらしい。

(どこ情報だよ……)

その言葉を信じるわけじゃないが、俺も今日まで秘密にしてきて、サプライズで誘う手筈だったのだが。

この状況でどうやって話しかけるものか……。

………。

……あー! ダメだ! 何もいい手が思いつかない。

あれこれ考えたが、何を言っても言い訳にしか聞こえない。

ここは、敢えて普通に誘った方が吉かもしれないな。

無策のようだが、変に取り繕うよりはマシだろう。

意を決し、すず姉の部屋へ向かう。

………。

「あの……黒森さん?」

「……ん、なに?」

あかん。まだ怒ってる。

けど、ここで言わなきゃもうタイミングがない。

俺は腹を括った。

「よかったら……これ。明日行きませんか?」

遊園地のチケットを2枚見せる。

「………」

……ヤバイ。断られる雰囲気がぷんぷんする。

意を決したはずなのに、もう折れそうだ。

「そ、そうだよね。急に言われても困るよね。あぁ明日予定があるとか……」

「……行く」

「そもそも高校生にもなって遊園地に行くって、ええ!?」

てっきり断られると思ったから、変なリアクションを取ってしまった。

「そっちから誘ってきたのに、なんでそんなに驚くんだ?」

「あぁ、いや。なんでもない」

「明日でしょ? 大丈夫だよ」

「え、あっうん。ありがとう」

「ありがとうはこっちの台詞だろ。ふふ、おかしな弟くんだ」

あ、あれ? あんまり怒ってない?

「で、何時に出るんだ?」

「あ、この時間のバスに乗る予定だけど……」

携帯画面を見せる。

「どれどれ」

ずいっ。

(!? か、顔が近いっ!)

「ふむ…この時間なら朝は余裕があるな」

「せっかくだからお弁当作ろうか……って、顔が赤いぞ?」

「な、なんでもないよ!」

「……? そうか」

すず姉って貞操観念薄い気がする。

今日、確認した。

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プロフィール

タケスミン

Author:タケスミン
あ...ありのまま今起こったことを話すぜ!
おれはあんガルをプレイしていたと思ったらSSを書いていた...(以下略
コメント等を貰えるとやる気が出ます← 
艦これやサバゲ―の記事も書いていく予定です。
Twitter垢@ktdnetwork

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